今回もDIYでドライブレコーダー(ドラレコ)を取付けました。
前後2カメラタイプの仕様で、しかも純正ルームミラー交換型です。
今までの取付作業で1番高い難易度になりました。
今回取付けた機種はMAXWINのデジタルルームミラーMDR-A001B(リアカメラ室内設置)です。
特徴としては純正ミラー交換型でフロントカメラ分離式、前後同時録画。業界初のズーム機能を搭載していてデジタルミラーの映る表示範囲を調節するとこで距離感を掴み易くする。別売りの専用取付けステーで350車種以上に取付け可能。そして駐車監視機能もあり、エンジンOFFにすると自動で駐車監視を始めるなど多機能!価格は39,000円と少しお高い設定でしたが、YouTube等での評価も良かったのでコチラを購入しました。
では取付け作業についてです。
今回はフロント側から作業しました。
この機種はルームミラー交換タイプなので純正ミラーの取外しからです。
CX-30では写真のように先ずミラー上のカバーを外します。隙間に指を入れて手前に引くと簡単に外れます。それから奥のカバーを左右に外します。
カバーが外れるとミラーの根元が現れるのでドライバーを使って外します。
ミラーを外すコツは隙間にマイナスドライバーを差し込んみ、ドライバーをひねって銀色の部分から黒いミラー根元を浮かす様にする事です。
カプラーが一つありますのでコチラも外します。
カプラーの黒い部分も本体から外します。
差し込んであるツメを押さえて引き抜くと外せますが、今回は上手く出来ず苦労しました。
素人がやるとこうなる場合もあります(T_T)
外した純正ミラーの一部をデジタルミラー側へ移植します。
外した純正ミラー根元の写真⭕️箇所の金具をトルクスドライバーを使って外します。この金具を専用ステー(MR-KIT 13)側に取付けデジタルミラー側と組み合わせます。
外したネジもそのまま使用します。
次にデジタルミラーの取付けです。
写真のようにミラー根元を押し付けながら左右どちらかに回転させるとミラー根元が奥まで入ります。
そこからまたミラー根元を押さえつけたまま元に戻す様に回すと「ガツッ」とハマり固定されます。コツは根元をしっかり垂直に押さえつける事です。1回ではハマらないかも!?2・3回トライすれば要領が分かるはず・・・
次にカバー内の配線です。
今回のデジタルミラーの配線は1本にまとめられて配線自体が太くなっています。
配線が何本かに分かれているドラレコは問題ないと思いますが、今回のように太い配線のタイプは写真の矢印のところを通さないとカバーがハマらなくなります。
配線が通ったらカバーを逆の手順ではめ込んでミラー周りの取付けは完成です。
フロントカメラはこの位置に取り付けました。
運転席からはミラーに隠れて視界の邪魔にはなりません。純正ドラレコとほぼ同じ位置です。
次に電源取りです。
CX-30は助手席グローブボックス下にヒューズボックスがありますのでこの辺を解体します。
グローブボックスの外し方は、先ずグローブボックスを開け、左側にあるレバーを外側に引くと外れます。
次に写真の①の左右2箇所を内側に押し込むと手前に大きく開きます。
更に手前に引くとグローブボックスは外れます。
次は助手席ステップとウェザーストリップを外します。
ステップは上に引き上げることで外せます。
ウェザーストリップも引き上げるだけです。
次に発煙筒が付いている内張を外します。
この内張は発煙筒の奥にあるクリップで固定されているのでこのクリップを外します。クリップを外せば内張は手前に引くことで外れます。
発煙筒奥のコの箇所!
内張を外すとヒューズボックスがあります。常時電源はここから取ります。
今回は写真下段列の(青15)イルミネーション電源から取りました。検電テスターを使って確認をしましょう。
CX-30の場合、室内のヒューズボックスはすべて常時電源になっています。
ACC電源はヒューズボックス上にある大きめのカプラーから取りました。
このカプラーの左にある白線がACC電源の配線です。年式グレードで違う場合があるかもしれないので必ず検電テスターで確認してください。
写真はエレクトロタップで分岐済みの状態です。
ACC電源の配線にはヒューズホルダーを挟み5Aのヒューズを入れました。
常時電源、ACC電源の先はギボシ端子に加工します。
アース線はディーラーのドラレコ取付仕様書を参考に、グローブボックス奥のこの部分で取りました。
車体側に常時電源、ACC電源、アース線を繋いだら配線をデジタルミラーまで上げます。
配線はAピラーの内側を通すのでAピラーを外します。
まずウェザーストリップを取りAピラーカバーを室内側に引くとAピラー上部が外れます。
カバーの内側を覗くと1か所黒のパーツが引っかかっています(写真⭕️箇所)
ラジオペンチなどで90°回して外します。
グローブボックス奥からAピラーへの配線は写真⭕️箇所から通すとやり易いです。
配線通しが無くても可能です。(下から上)
グローブボックスから上げた配線はAピラー内側を通し、フロントガラス上部と天井内張り内側に押し込んで隠します。
デジタルミラーと接続して前半線はここまで!
後半戦はリアカメラの取付けからリアカメラからデジタルミラーまでの配線の仕方。
そしてCX-30に限らず配線通し最難箇所と言われている蛇腹通し等についてになります。
リアカメラ取付けでは失敗箇所が多くありました。失敗の連続でした(´;ω;`)
後半戦のまとめでは、DIYで取付けにチャレンジする方には失敗しないように、失敗箇所の詳細も伝えたいと思います。
作業前に色々調べて取り掛かったのですが、いざ作業すると戸惑うことが多くありました。初めての作業では配線の引き回しや内張の外し方などで苦戦することがあると思います。
このブログがこれから取付けにチャレンジする方のお役に立てれば幸いです!
取付けはあくまでも自己責任でお願いしますネ
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